【お問い合わせ先】
アイリンク
〒231-0023
横浜市中区山下町256
ヴィルヌーブ横浜関内 1階111
FAX:045-663-5945
email:
営業 ilink_sales@ilink.co.jp
技術 ilink_support@ilink.co.jp
仕様について
■バージョン間の違いの中にある Max. number of external nodes(ノード)の、node数とはなにか?
キルヒホッフ電流測の節点の数です。回路の規模を表します。
ICやオペアンプは、モデリング内部回路によって複数のノードを含むものもあります。
■バージョン間の違いの中にある PCB Design/Number of pads(パッド)の、パッド数とはなにか?
TINAのPCBデザイナ使用時のランド数です。
■TINAの中に入っていないSpiceモデルは、自分で登録できるか?
可能です。Spiceモデルを登録するユーティリティがTINAには付属しています。
*Spiceモデルは、各デバイスメーカのHPなどで提供されているものが利用できます。
Spiceモデルの詳細については、各デバイスメーカにお問い合わせください。
インストールについて
■TINAは1ライセンス購入で、何台のPCまで認証して使用してよいか?
1台までです。
*Basic版を除くTINAには、複数本購入時に大幅な割引があります。是非ご検討ください。
■インストーラが開かない。
インストーラが開かない場合は、Windows/tempフォルダ内の不要ファイルを取り除き、
インストールを再度お試しください。
■「Start Up Error」が発生してTINAが起動できない。
TINAのインストール先フォルダ名に全角文字(漢字など)が使用されてないかご確認ください。
もし使用していた場合、全角文字を含まないインストール先フォルダを指定して再インストールしてください。
解析について
■回路を正しく作成しているのに、発振が起こらない。
Spiceシミュレータにおいての発振回路について
発振器は直接の入力信号源の無い特別な回路であり、
初期値の設定なしには大抵の場合どのようなSpice系のシミュレータでもシミュレーションをすることができません。
通常の設定では動作点を求め、そこは安定点になり発振が始まりません。
実回路の場合は種信号としてノイズを増幅する事で始まり、その増幅がグルグル正帰還され発振現象となります。
Spiceの数値計算ではそれに対応するのが0v(Zero initial values/0初期値を過渡解析のプロパティから選沢)からシミュレーション始める 事に対応します。
過渡解析ではなくTINAのオシロスコープを使う事もできますが、その場合は、そのままでは動作点を求めてからの解析になりますので、過渡 解析のプロパティ設定を初期値0vにして一度シミュレーションおこなってから使用してください。
■Pulse sourceの設定がうまくいかない。(パルスが発生しない)
TINAのパルス源の設定で設定する値(時間)は相対的なものはなく絶対的なものです。
例えば下記の設定の場合、2msでHighになり、10msでLowになります。
Usage Value
Default Low
Moment#1 2m High
Moment#2 10m Low
*2ms +10ms =12msでLowになるということではないことにご注意ください。