CoDeveloper(Impulse C)

ABOUT

複雑化する組み込み技術の問題

組み込み製品に動作の高速化、設計の効率化の両方のスピードアップが求められています。大変に速く、とてつもなく速く。しかし、従来の方法では壁に突き当たるばかりです。

システムにFPGAを導入すれば動作速度が速くなるのは判っています。ハード屋の助けを得てしかも、ハード化に合わせて書き直し、再設計を求められます。数ヶ月に及ぶRTLコードでの再設計、どうします？ソフト設計チームでできるアルゴリズム的な方法でのFPGA設計を試してみませんか？ハードの詳細は必要なくインターフェースは自動生成されます。

その解決策：CoDeveloperとImpulse C

CoDeveloperはCプログラミングの強力な「力」をFPGA設計に導入します。CoDeveloper は、FPGA設計に対する認識と、高性能組み込みシステム開発の方法を大きく変えます。CoDeveloperは、CPUとコーズグレイン型のFPGA（Xilinx,Altera....）を含むミックスシステムのC言語開発環境です。 CoDeveloperのコア技術はImpulse Cライブラリと関係するツール群です。これにより、標準のANSICでハード/ソフトのミックスシステムの高度な並行動作とアルゴリズムの表現が可能となります。このCライブラリとツール群 (CoBuilder RTL generator,CoMonitor　Application Monitor , CoDeveloper Application Manager)のセットを標準のIDE（Microsoft Visual Studio,Metrowerks CodeWarrior,GCC+GDB....）と一緒に用いて、高度な並行動作のアプリケーションのデバッグと、FPGAへの直接的な実装ができます。

Impulse CライブラリとCoDeveloperのツール群は、プログラミング・モデル、検証手段、ハード・ソフト協調C言語記述をFPGAに効率良くマッピングする高度なコンパイラを提供します。プログラミング・モデルは、データストリームやメッセージ交換を含む明示的な高度な並行動作と同時に、暗黙的な低水準の並行動作 (inner code loops, compute-intensive operations)をサポートします。暗黙的な低水準の並行動作は、Impulse CoBuilderコンパイラにより自動的に認識し取り込まれます。いかがですか? Impulse Cは「Cプログラマをユーザに」を念頭に開発されました。多くの例と、単純で理解し易いプロセス間通信と同期は、2-3の並行プロセスはもちろん、数十、そして数百の独立した並行プロセスのアプリケーション開発さえ驚くほど容易にします。CoDeveloperのユニークなApplication Monitorにより、大きくて複雑なハード・ソフト協調システム設計も、机上のシミュレーションで容易に動作の観察ができ、デバッグと最適化の作業は効率的に収束します。

ビジネス・トーク？

ビジネス・トーク、ごまかしはありません。

CPUにはC言語で通常にプログラムし、FPGAハード部には多少の新しい概念の獲得の必要性とC言語記述に多少の制約が規されます。しかしFPGAに精通する必要はなく、抽象化したハードの上でプログラムでき、システムの実行スピードだけでなく、開発効率も飛躍的に向上します。

価格についても、CoDeveloperは組み込みシステム開発の他のツールと同様な価格帯に留まっています。従来のこの種のツールからしたら驚異的な価格でしょうが、より多くのユーザに使って頂けると信じての設定です。